違法に外国人働かせる「Uber」書類送検
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a89
YAHOOニュースより
最終更新:6/22(火) 13:05 日本テレビ系(NNN)
今回のニュース、私の所感です。
現在の日本は、約1年半に及ぶコロナ禍の影響で、飲食業界のアルバイトニーズが激減しました。
当然、日本に滞在する外国人留学生のアルバイト収入にも大きな影響を及ぼします。
学校での「読み」「書き」の授業の他に、
真面目な留学生ほど、「話す」「聞く」をより学べる、飲食店でのアルバイトを望む傾向にあります。
学習と実益を兼ねていると言えますね!
よって、日本政府(法務省・出入国在留管理庁)は、留学生へ本来の目的(勉学)とは違う、
アルバイトによる就業活動を「資格外活動」として、週に28時間以内の制限の元、許可をしています。
今回のUber側も、配達員登録時の在留カード偽装は、ある程度、想定していたと思いますが、
入管法を甘く見ていた模様です。
今回の件で、すぐに、対策を取ると思いますが、
スマホのサービスで本人確認証を登録する際(投資口座をスマホで開設する等)、
すでに、多くの既存の国内サービスでは、本人写真を上下左右に首を振らせて実態を把握したり、
個人証明書(免許証・在留カード等)を傾かせて、実物確認をしたりして、不正登録を事前で防いでいます。
入管も一般的に「在留カードの偽造チェックアプリ」を無料で配布しているので、
やはり企業の法令順守(コンプライアンス)意識が、低かったと言わざる負えないですね。
話は、戻しますが、日本に滞在する留学生たちの実態は、決して、皆裕福な訳がありません。
日本語学校、専門学校、大学へ入国・入学後、2年目の学費は、60~80万円/年 します。
また、家賃や生活費もかかりますので、多くの留学生はアルバイトが必須となります。
更に、留学する際に、渡航費、入学金、初年度学費が100万円前後かかり、この費用を実際は、
借金しているケースが多いです。
留学生が、時間制限を厳守した場合、
時給1,000円 × 28時間 × 4週 +α = 12万円程度
皆さま、どうお感じでしょうか。
更に、留学生アルバイトを雇用する雇用主側にも、あまり知られていないのですが、
採用時・退職時には、必ず、最寄りのハローワークへ届け出が必要となります。
届出期限は、翌月末までと結構タイトですね。
届出を怠ったり、虚偽の報告をした場合、雇用主へ30万円以下の罰金が科されます。
今後、加速する外国人雇用、しっかりとルールを把握して雇用体制を整えないと、
知らない間に、経営者は、逮捕されかねないです。
外国人雇用は計画的に!
どんな小さな相談でもご連絡ください。
株式会社モンキークルージャパン
担当:高山
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